アンチェロッティ、ベリンガムの無得点シーズンを気にせず

レアル・マドリードの監督カルロ・アンチェロッティは、ジュード・ベリンガムが今シーズン無得点であることに対して気にしていないと述べました。

アンチェロッティはベリンガムの無得点を気にしない
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ベリンガムは今シーズン、マドリードでの9試合でまだゴールを決めていません。昨シーズンはすべての大会で23ゴールを決めたイングランド代表のミッドフィールダーですが、キリアン・ムバッペの加入により、彼の役割が変わりました。

土曜日のラ・リーガでのセルタ・ビーゴ戦(2-1で勝利)では、ベリンガムは攻撃の右サイドでスタートしました。マドリードがチャンピオンズリーグでボルシア・ドルトムントと対戦する前に、アンチェロッティは21歳のベリンガムがゴール以外でも貢献していることに満足していると述べました。

「彼の仕事には満足しているし、とても満足している」とアンチェロッティは言いました。「彼はよく働き、常に存在感があり、競い、戦い、自己犠牲を払っています」。

イタリア人監督は、今シーズンの課題はベリンガムのゴール不足に関連していないと付け加えました。

「確かに昨年ほどゴールは決めていませんが、驚くべきことは今シーズンではなく、昨シーズンです。誰も期待していなかった多くのゴールを決め、私たちに大いに貢献しました。今年の問題はベリンガムのゴール不足ではありません」と彼は言いました。

「私たちは常にゴールを決めてきましたし、これからも決めるでしょう。前線には才能ある選手が揃っています。今のところ、昨年のゴールよりも彼が今している仕事の方が重要です」。

エル・クラシコの準備

レアル・マドリードは土曜日にラ・リーガでバルセロナを迎え、エル・クラシコに挑みます。ロス・ブランコスはライバルに3ポイント差で追いかけています。

ベリンガムは、4月のエル・クラシコで劇的なアディショナルタイムの勝ち越しゴールを決め、3-2の勝利を収めたことで印象的なパフォーマンスを見せました。

今シーズン、ラ・リーガで負けていないものの、その勝利は必ずしも説得力のあるものではありません。最近のセルタ・ビーゴ戦も例外ではありませんでした。

「もちろん、まだ100%ではありません」とアンチェロッティは言いました。「良い結果は出ていますが、プレーの面では改善が必要です。少しずつ良くなっていくでしょう… 昨年のように守備を強化する必要があります。今のところチームはあまり堅固ではなく、その点に取り組んでいます」。